コーヒーは健康のために飲むべきなのか?それとも飲まない方がいいか?
こんにちは、なすびです。
今日はコーヒーについて。
テーマ
飲み過ぎはストレスになるかもだけど、基本的には健康飲料だ!
- 結局コーヒーって体にいいの?
- とりあえず死亡率が10%下がりそう!
- が、もちろんデメリットも、、、。
- カフェインによるストレスに注意
- とりあえず2週間はカフェインレスをお試しあれ
コーヒーは体に良いのか?
コーヒーは皆さんの生活の中で、欠かせない飲み物の一つなのかな思います。コーヒーを飲む目的は人によって違うと思いますが、大体は集中力の維持や眠け覚ましに使うケースが多いかと。
人によっては何となく飲まないと落ち着かないといったパターンもあるかと思いますが、僕もブログを描くときは集中力を維持するためにコーヒーは欠かせないですね。
そんな僕たちの生活に欠かせないコーヒーは結局体にいいのだろうか?というのが最近気になるトピックでして、専門家によって意見がバラバラなわけです。
お医者様によっては「心血管系の病気にかかりやすくなるからやめとき」と言う人もいますし、そもそも「カフェイン自体が体に良くない!」というイメージも根強いので、コーヒーって結局のところ健康飲料なのかどうかも分かりにくいわけですね。
そんな訳で今回もいつも通り、コーヒーの体に良い説と悪い説を比べて、何らかの決断ができればなと思います!
とりあえずコーヒーで死亡率が10%下がる!!!
コーヒーに関してはエジンバラ大学が大規模な研究をやっておりますので、こちらのデータを見ていきましょう。(p)
このデータのポイントは
と言った感じで、膨大な数のデータまとめている点はかなり良さそうな感じ。
この研究ではアンブレラレビューという手法が使われておりまして、これはざっくり説明すると、メタ分析をメタ分析するみたいなイメージです。より多くのデータを解析しているので、理論的にはデータの信頼度は高いということですね。
でもってそんな研究からわかったコーヒーのメリットはといいますと、
- 死亡率が10%低くなる!
- 心血管疾患リスクは19%低い!
- 発がんリスクが18%低い!
- 2型糖尿病リスクが30%低い!
- 非アルコール性脂肪肝疾患リスクが29%低い!
- パーキンソン病、アルツハイマー病、鬱にも効くかもしれない
とのこと。
パッと見、メリットが盛りだくさんでいい非常にいい感じですね。
ちなみに上記のメリットはコーヒーを一日3〜4杯飲むことで得られるそうとのことでして、研究者によればカフェインが苦手な人はカフェインレスでも大丈夫なんだとか。
「だとしてもそんなに飲めない!」という人は、一日一杯でもそれなりに効果は得られるそうなので、誠に手軽な健康飲料かと。
特に2型糖尿病や脂肪肝リスクの減少効果はかなり大きいですし、個人的にはうつ病といったメンタルケア効果に期待したいですね。
が、もちろんデメリットも、、、。
「コーヒーやるじゃん!」と思いきや、デメリットもありますので気をつけたいところかと。
この論文だと5個くらいありまして、
という結果が出たんだそう。
やっぱり完璧な食品何てこの世にない!ということで、それなりのデメリットもあるみたいですね。
ただ研究者によれば、これらのデメリットを考慮したとしても、コーヒーってメリットが豊富という
今後追加で調査が必要ではあるが、コーヒー消費量を増やしても参加者に重大な害をもたらす可能性は低いでしょう
とのことでして、これらのデメリットを考慮したとしても、コーヒーって安全だし、メリットも多いみたいですね。
また集めたデータの質がそれほど高くないので、この研究で「コーヒーは確実に健康飲料だ!」とは言い切れないけど、健康には良さそうだし、安全ではあるかなといった印象ですかね。
個人的にも一日1杯は飲む価値がありそう!ていうことです。
ただカフェインによるストレスには、ご注意を
コーヒーの摂取が病気の予防になることがわかりましたが、カフェイン自体の健康効果が気になるところ。個人的にはカフェインのマイナス作用を気にしておりまして、飲みすぎるとかえって疲労感が強くなり、ストレスの原因になるんですね。
主な原因は2つありまして、
といったことが原因で、体に不調を感じることがあるんだとか。ではこの2つについて詳しく見ていきます。
脳が疲労物質に敏感になってしまう
カフェインで覚醒感が得られるメカニズムは、脳で発生するアデノシンという疲労物質の吸収をカフェインが阻害してくれることによって得られます。カフェインが脳を疲れにくくしてくれるわけですね。
「じゃあカフェインを飲み続ければ、永遠に疲労物質をブロック出来るのでは?」と思いきやそんなわけにも行かず、カフェインは飲みずぎると返って疲労物質に敏感になってしまうみたいで、疲労感の原因になるんだとか(p)
一定のラインを超えると、逆に疲れやすくなってしまうということなので気をつけたいところ。
副腎が疲労するかも
ストレスを感じた際に分泌されるのが、エピネフリンとコルチゾールというストレスホルモンになりまして、これらは副腎から分泌されるホルモンになります。
そんな中、カフェインが副腎を疲労させる働きがあるみたいで、そんなストレスホルモンが正常に分泌するのを妨げる恐れがあるわけですな。
ストレスホルモンといえば聞こえは悪いですが、身体にとっては重要な役割を果たしている側面もあるので、副腎がやられるのは不味いわけです。
結果的にカフェインが副腎を疲弊させることで、ホルモンバランスを乱してしまうのでは?というところが懸念ポイントなわけですね。
ただカフェインが副腎に与える影響は個人差が大きく、人によってはストレスホルモンの分泌に影響はないみたいな報告もあるので、そこまで間に受けなくても良さそうな感じ。(p)
だらだらと説明してきたものの、個人的には「そんな説もあるんだな」くらいの認識でいいのかと思います。
カフェインの摂取目安に関しては、緑茶のお話で詳しく書いたので、こちらを見てもらえればと思います。https://www.nasubihealthcare.com/entry/2019/12/04/171941
とりあえず2週間のカフェインレスをお試しあれ
「最近疲れが取れない、、、。」といった慢性疲労は、カフェインの影響で起きている可能性がありますので、とりあえず2週間カフェインを摂取を控えてみるのがオススメかと。
カフェインはどうやら体から抜けるまで1~2週間はかかるみたいなので、この期間は以下の飲み物は控えてください。(p)
NG飲料
- コーヒー
- 緑茶
- 紅茶
- ウーロン茶
- エナジードリンク系
代わりに飲んで欲しいのが
- 水
- ハーブティー
- 麦茶
- 炭酸水
などとなっております。
しかしながら慢性的な疲労は基本的に体内の炎症やストレスによって引き起こされている可能性が高いので、効果が得られなければこちらを参考にください。
ざっくりまとめ!
- コーヒーは1日2~3倍飲む価値がある!
- カフェインが苦手な方はカフェインレスでもOK!
- デメリットには注意しつつも、メリットが多いので、健康飲料としてはかなりいいかと
- カフェインは、飲みすぎと疲労感の原因になるので、しばらくカフェインを控えてもらうと良さそう!