【脱フュージョン】ネガティブな思考に名前を付けると、気持ちの切り替えが上手くいくかも!
こんにちは、なすびです。( ˙꒳˙ )
今回は軽く『脱フュージョン』についてのお話をしていこうかと思います。
ざっくりな復習になりますが、『脱フュージョン』はネガティブな思考と一体になってしまいメンタルが悪化するのを防ぐための方法!という感じになるんですけど、いかんせんネガティブな思考で頭いっぱいになってしまい「1日部屋でボーッと過ごしてしまった」、「休みなのに気が休まらなかった」という経験をしたことがある人も多いのではないかと思います。
ただ「私は無能で役立たずだ、、、。」というようなネガティブ思考の世界に、長いこと閉じ込められてしまう状態はあまりよろしくないといたことで、ネガティブな思考に囚われている自分に気が付き、なんとかしてネガティブ思考の世界から一歩でも脱出を測りたいわけです。
かなりイメージ的な例になってしまったので詳しい説明は過去の記事に譲りますが、今回はそんな『脱フュージョン』の第1歩として「自分のネガティブな思考に名前をつけるといいよ!」なんて話がありますので、共有しておこうとおといます。(p)
個人的には『脱フュージョン』の入門感覚で使ってもらえれば幸いです。
ネガティブな思考に『自分の中の悪魔』のような名前を付けてあげよう
タイトルにもある通りネガティブな感情に名前をつけていきたいわけなのですが、そもそも意味がわかないと思うので、まずはその辺についてです。
アニメやマンガの世界で主人公が何らかの選択に悩んでるとき、頭の中で天使と悪魔がバトルしてる光景は思い浮かぶでしょうか。天使が「そんなことやっちゃダメだよ!」と良いことを言うのに対して、「そんなん気にせずやっちゃえよ〜」と悪魔がささやいて口論になるやつですね。
でもってネガティブな思考に名前をつけるというのは、そんな感じで「ネガティブな思考を自分の中の悪魔がこう言っている」というに風にイメージを付け加えてあげる感じになります。
例えば自分の頭の中で「俺はダメな人間だ〜」という思考でグルグルしてる場合は、今『自分の中の悪魔』が「お前はダメな人間だな〜」と囁いてるな、、、と意識してみるのが、思考に名前をつけてみるということです。
「何だかアホっぽいな、、、」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これが実際に第三世代の認知行動療法と言われる「ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)」でも使われている有効的なテクニックでもあるんですね。(p)
これは『自分の中の悪魔』以外にも
- 評価製造マシーン
- 口のうまいセールスマン
- 独裁者
- ネガティブな内容のラジオ
と言った感じで、別の名前をつけてもらってもかまいません。
でもってそんな例をつかって考えてみますと、
- 「自分はなんて醜いのだろう」という言葉を『評価製造マシーン』が大量生産してる。今日は特に生産量が多いな〜。
- 頭の中で『ネガティブラジオ』が今日の仕事のミスを絶賛配信中だな。ミスへの反省というお便りも沢山届いてるようだ、、、。
- 『口のうまいセールスマン』が巧みな話術で失敗したらどうしようって気持ちにさせてくる、、、。このままだと自分が望んでない行動を買わされてしまいそうだ。
という感じで、自分の中のネガティブな思考に名前をつけて具現化してみてください。何かに落ち込んでいることに対して、このように名前をつけて捉えてみるだけでも少し感覚が変わるかと思います。(心理的な距離)
個人的にも中々手軽な『脱フュージョン』だなと思いますので、皆さんも自分が好きなものから連想させて思考に名前をつけてあげてはいかがでしょうか〜( ˶˙ᵕ˙˶ )