「読書」「ヨガ」「笑い」最もストレス解消効果があるのはどれだ?という研究の話
こんにちは、なすびです。( ˙꒳˙ )
「読書がストレス解消になるぞ!」という話は聞いたことあるかもしれませんが、アメリカ心理学会(APA)によれば『読書は本当に効果のある8つのストレス解消法』に選ばれるくらい有名なものなんですね。
自分としては読書はストレス解消として使ってるわけではなく、シンプルに趣味みたいな感じなんですが、ストレス解消になっているのは誠に嬉しい話であります。
でもって今回ですが「そんな読書って他のストレス解消法と比べてどのくらい効果があるのか?」ということについて調べてた研究がありましたので、いつも通り紹介していきたいと思います。
読書はヨガやユーモアと比べてどのくらい効果的?
これは2009年の研究になりまして、理学療法士の学生22人(平均年齢23歳)を対象に「読書、ヨガ、笑い」がストレス解消にどのくらい効果があるのか?を調べたもの。(p)ちなみに何で理学療法士の学生にしたのかと言えば、同年代の他の学生に比べてストレスレベルが高い傾向にあったからなんだそう。
まず参加者には過去のストレス研究から効果があるとされている以下の3つを、各週で1回30分行ってもらいます。(今週は読書、来週はヨガみたいな感じです)
- 読書
- ヨガ
- 笑い
でもってそんなストレス解消法をする前と後で
- ストレスレベル(DSIスケール)
- 血圧
- 心拍数
の3つをチェックしまして、「読書、ヨガ、笑い」が主観的なストレスと身体的なストレスにどんな影響があるのか?を調べてくれた感じです。ただサンプル数が少ない上に研究のデザインが微妙ではないか?と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、これら3つのストレス解消法の優劣をつけてくれる研究はあまりないので、個人的には参考にはなると思う次第です。
でもって早速そんな結果を見ていくと、
主観的なストレスレベル(DSIスケール)
- 読書:約20%減少
- 笑い:約13%増加
- ヨガ:約33%減少
そして血圧や心拍数はどのグループでも減少していた!
とのことで、1番減少幅が大きかったのは「ヨガ」で2番目が「読書」という感じになります。笑いに関しては何故かストレスが増えちゃってますけど、これはシンプルにビデオが面白くなくて笑ってる時間が30分の間の4分間だったからなのでは?という見解になってました。これは自分の好きなタイミングで好きな動画をみようという感じなので、笑いに効果がない!ということにはならなそうです。
またヨガに関してはマインドフルネス瞑想も含まれてますので個人的には一番効果が出ていて妥当かなという印象ですが、読書なんかも手軽な割に中々の効果を発揮していると感じました。
リラックス目的などんな本がいいのか?
研究者いわく本の中でも中立的な内容の本がリラックスしていいのではないか?という考察をしてまして、この辺はあまり自分のプライベートと関係がない小説のようなものが良さそうです。
ちなみに小説を読むことに関しては一部の研究で
なんてメリットが考えられてたりするので、リラックス目的もかねて寝る前の30分で好きな物語を読んでみるのがよろしいのではないでしょうか。まあ内容的には残虐なやつは控えた方がいいかもしれませんね、、、。
ちなみに自分はビジネス書というか、ブログで書くような知識系の内容の本が多いので仕事を連想する本ばかり読んでいますが、これを機に物語系でも読んでみますかね〜。(*¯ㅿ¯*;)