「午前中に気分が悪いのはコルチゾールが原因かもしれない!」というお話
こんにちは、なすびです。
今日はストレスホルモンについて書いていきます!
テーマ
日常のストレスを減らすには、ストレスホルモンをコントロールするべし!
- 朝方がネガティブになりやすいわたくし
- ストレスホルモン、コルチゾールの基本!!
- 慢性的なストレスは身も心もやられる
- ストレスホルモン対策
朝方がネガティブになりやすいわたくし
これは個人的によくあることなのですが、朝は何かとネガティブになりやすいんですよね。
具体的には「今日は仕事うまく行くかな〜」とか、「嫌なお客さん来ないかな〜」みたいな感じで、仕事に対する不安が浮かんだりするわけです。
ただ不思議なもので夜になると明日の仕事の不安は消えてしまって、特に何も感じないわけです。なんで朝だけ不安になるのか不思議なものです。
そこで個人的に考えたのは、朝方に多く分泌されがちなストレスホルモンであるコルチゾールに原因があるのではないかと。まあ朝方のネガティブをホルモン分泌のせいにしたいだけなんですけどね(笑)
そんなわけでこの後はコルチゾールについて詳しく書いていきまーす。
ストレスホルモン、コルチゾールの基本!!
コルチゾールはストレスを受けた時に、副腎から分泌されるホルモン。ざっくり言えば、ストレスに立ち向かうためのホルモンになりまして、さまざまなプロセスを通じて心拍数を上げ、体の闘争スイッチをオンにしてくれます。
これは大昔、食料を確保する際に動物と戦うために培われた機能とも言われておりまして、身近な例で言えば、仕事のプレゼンとかが挙げられるかと。
緊張する場面では確実に分泌されておりまして、この時に心拍数が上がるのはストレスホルモンが分泌しているからなんですね。
身体的にはホルモンを分泌してストレスに立ち向かおうと頑張ってくれているわけですが、現代では緊張して心臓がドキドキするみたいな反応として出てしまうわけです。個人的に緊張する場面では、ストレスホルモンが分泌しないほうが、ありがたいんですけどね。
つまりコルチゾールは自分の身に危険が及んだときに、それに立ち向かうためのホルモンで生きていくには欠かせない機能の一つなわけです。そう考えるとストレスホルモンは実はいいやつで、他にも炎症を和らげる効果があったりと、基本的には体の味方であります。
しかしながらコルチゾールが毒になる場合がありまして、
多すぎる: 免疫細胞が暴走して、老化の原因になる
少なすぎる: やる気がなくなる
まあ何事もバランスが大事という話で、コルチゾールを味方につけるためにも、とにかく「正常な範囲に保ちましょう!」ってことなんですね。
さらに一番危険な状態はコルチゾールが慢性的に分泌されている場合でございます。
慢性的なストレスは身も心もやられる
慢性的にストレスを感じている状態っていうのは、慢性的にコルチゾールが分泌されている状態とも言えます。このように体内の緊張状態が長い間続くと、以下のような症状が出やすくなってきます。
⒈糖尿病リスクのアップ
コルチゾールを副腎で作る際、体内の血糖値が一時的に上昇します。慢性的にコルチゾールが分泌されると高血糖の状態が続いてしまうので、糖尿病になりやすくなったりするわけですね。
⒉肥満になりやすくなる
コルチゾールは血液中の中性脂肪を分解して、内臓脂肪を増やす働きがあります。
⒊老化が進む
「ストレスで老ける!」というのは皆さんもイメージがわきやすいことでしょう。コルチゾールが慢性的に多い状態が続いてしまうと、脳内にサブスタンスPという神経細胞が分泌されるみたいで、こいつが体内で炎症を発生させる原因になるらしい。よって肌や臓器の老化が促進されてしまうわけなんですね。
⒋心臓病リスクが増加
コルチゾールが分泌されると、アドレナリンも分泌され、血管を狭めるようなプロセスが働きます。それによって心拍数が増加するのですが、この状態が続くと高血圧状態になりまして、血管や心臓に負担がかかりやすくなるんですね。
⒌アレルギーが悪化する
コルチゾールは炎症を沈めてくれる働きがありますが、その際に免疫細胞の働きも弱まってしまうんですね。免疫細胞が働きすぎても体のダメージになるのでコルチゾールが抑えてくれているみたいなのですが、免疫細胞を抑える時間が長すぎても体の守りが薄くなってしまうわけですね。
そんなわけで色々書いてきましたが、コルチゾールは
- 多すぎてもダメ!
- 少なすぎても、気分が凹む!
- 慢性的な分泌は危ない!
ということですね。
体と心の健康のためにも、コルチゾールの分泌はなんとかコントロールしたいところですな。
慢性的なコルチゾールの分泌を抑えるには?
コルチゾールはストレスを感じた時に分泌されるものなので、とにかくストレス対策が必須。生活習慣的なところで言えば、
は意識してもらえると良さそう。
考え方的など、心理的なところで言えば
を使ってもらうといいかと思います。
逆に有酸素運動ように長時間強めの負荷をかけるような運動はコルチゾールが慢性的に分泌されやすいので、やりすぎには注意してください。
コルチゾールは朝方に増える
まあ結局何が言いたかったのかというと、「朝ネガティブになるのはコルチゾールが多いからじゃない?」っていう話です。
コルチゾールはサーカディアンリズムに従い、朝型にに多く分泌します。昼型をピークに夜にかけて下がっていくみたいな感じですね。
つまり朝の方がストレスホルモンが分泌されているからストレスには強いものの、その分ストレスに意識が向きやすいのではないかなと。だから朝はネガティブな思考に集中しやすいのかなと思ったりしているわけですね。(p)
まあこの辺は個人的な見解になるので、間に受けないでいただいて大丈夫です。ただ朝ネガティブになる理由を何となく作っておいて、安心したかっただけなので笑
ただコルチゾールを適量に保つことはメンタルヘルスのためにも重要なので、先程書いた内容は是非ともやっていただければと思います。