【独身の方が幸せ?】結婚するとかえって孤独になるケースとは?
こんにちは、なすびです。( ˙꒳˙ )
20代後半に近づくと友人との会話で結婚といワードがよく出てくるんですが、特に女性の友人なんかは「結婚しないと負け組!」、「結婚しないと会社の上司に舐められる!」なんてことを言っていて、世は何かと結婚への圧力をかけてくるんだな〜と感じた今日この頃でごさいます。
また独身は男性より女性の方が寂しい!みたいな風潮もありますゆえに、この辺は女性の方が周囲からの圧力を厄介に感じたり、結婚出来ないことに焦りを感じやすい側面がありそうだな〜と個人的には思ってるんですが、みんながみんな結婚することで幸せになれるのか?といわれるとそういうことでもないかと。
もちろん結婚したほうが幸せなるケースが多いのも事実なんですが、今回は『アメリカの心理学会(APA)』が「みんな独身のメリットや結婚のデメリットに意識が向いてないぞ!」という主張が人生設計に役に立ちそうだったのでまとめておこうと思います。(P)
結婚することでかえって孤独になるケースとは?
生涯独身にも大きなメリットがある!と主張するのが、孤独に関する研究を10年もやってくれてる社会心理学者のベラ・デパウロ博士であります。Ted Talkのスピーチでも今回の内容について話しているのですが、ベラ博士は2015年の研究データを参考に「結婚することでかえって孤独になるケースがある」と言います。(P)(P)
これはアメリカの国民統計データを使った調査をもとに全米の既婚者と独身の関係を調べた研究なんですが、その研究結果によると、
- 独身は既婚者に比べて親や友人、同僚とコミュニケーションを取る機会が多い
- 意外と既婚者の方が孤独だったりする場合が多い
とのことで、既婚者は家族がいるなら孤独を感じるはずがないと思う傾向があったものの、意外と孤独を感じるケースが多いんだそう。
なんでこんな事になるのか?といえば、家族をもつことで働く時間が増えたり、家事や育児のせいで元々の友人などの関係が疎遠になることでコミュニティが狭まっていく可能性があるわけですね。
ベラ博士いわく、
兄弟と連絡を取り合うために既婚者以上のことをしているのは独身者です。両親の世話をし、隣人と助けを交換し、町や都市の生活に貢献しているのは独身者です。対照的にカップルが一緒に引っ越したり、結婚したりすると、彼らは子供がいなくても孤立する傾向があります。
とのことで、子供がいなくても周囲との関係が疎遠になるケースがあるのはちょっと意外ですね。まあもしこれで家族関係が悪かったりすれば、孤独感はかなり大きくなってしまうと考えるとちょっと嫌だな、、、。
既婚者に比べて独身が孤独を感じにくくなるためには?
がとはいえ、良い家族関係を築いている既婚者に比べたら、独身の方が孤独を感じやすいこともあるでしょう。「では独身が既婚者に比べて孤独感が少なくなる条件は何かないのか?」ってことについて調べた2009年の調査が面白かったんですが、
- 自立した独身の方は既婚者に比べて、事故や災害などによるメンタルへのダメージが小さい
- しかし自立してない場合は既婚者の方がうえだった
とのこと。(P)基本的には自立していていたり、独身の人が既婚者達とほぼ同じ収入を持っている限りはそれほど孤独ではないんだそう。まあ収入の問題は厳しい可能性もありますが、最低限でも自立しているというポイントは独身を謳歌するためには大切そうですね。
まとめ
ということで、独身のメリット、結婚の意外なデメリットというところで話を進めてまいりましたが、まあ必ずしも結婚することで幸せになれるわけではないというポイントを改めて考えるみるのはかなり重要なのではないでしょうか。
特に結婚することで働く時間や家庭での時間が増えると、友人や親に会う時間が減りがちというポイントはよくある話なので、こう考えると独身もそこまで悪いものではないわけですね。
まあ結婚か独身のどちらかが正解があるものでもないので、これらを考慮しつつ結婚するかしないかを決めるのも良いと思います。個人的に独身の場合はいかに孤独を使いこなすかどうかも幸福感のためには抑えておきたいポイントだと思う次第です。
まあ何ははともあれ世の中としても、結婚してるとか独身だとかっていうレッテルをあまり気にしないで済むようになったら良いな〜。(*¯ㅿ¯*;)