「失敗が怖くて踏み出せない!」ならせめて「どんな失敗が怖いのか?」優先順位をつけてみよう!
こんにちは、なすびです。( ˙꒳˙ )
今回は『失敗があまりにも怖くて、1歩が踏み出せない場合はどうしよう?』みたいなお話です。
「失敗したくない!」っていうのは誰もが思うことでして、まぁ失敗すると惨めな気持ちになったり、イライラしたり、周りからの目線が痛かったり、怒られたりもするんで、出来るだけ失敗は避けたいと思うのは人として当然のことだと思います。
このように何か失敗をおかしてしまった時に『これは学びだ!』と思えれば非常にいいんですが、人によっては「もう失敗はゴメンだ、、、」と失敗することを過度に怖がってしまうような方もいるのもまた事実なんですが、これをきっかけに「失敗を避けるような行動を繰り返すとどうなるのか?」と言えば、
- 失敗が怖くなり、失敗する可能性があるあらゆるものを避け続けるようになる
- 今まで出来てたことですら失敗するかもしれないと怖くなってしまう
- どんなことに対しても失敗を恐れたり、挑戦しなくなってしまう
なんてことになりやすかったりします。逃げても逃げても失敗という敵が立ちはだかるため、最終的には生きることが窮屈に思えたり、酷いと行動すら出来なくなってしまうわけです。
この辺は最近若者に多いといわれる完璧主義の弊害なんて言われてますが、つまるところ失敗を避けつづけるとメンタルが弱くなっちゃうんですね、、、。
失敗を避け続けるのはほぼ無理!
とはいえ、「怖いもんは怖い!」というのも理解できますし、社会人になればミスが許されない場面も多々ありましょう。
が、もう既に気がついてる方もいるかもしれませんが、
- 失敗を完全に避けることはほとんど不可能に近い!
ということで、失敗を避け続けてもその先に失敗出来ないことはいくらでも出てきますし、極端にいえば自分がどう解釈するかで何でも失敗になっちゃうんで、この辺はいたちごっこになるわけですね。
このように考えると、自分はもう救われないような気分になり憂うつになるかもしれませんが、一方で『皆さんも全ての失敗が怖いか?』と言われるとそういう訳でもはず。
例えば、料理で失敗するなら全然平気と思う人もいれば、一方で食べ物を粗末にしてる気がして凹む人もいるわけなんですよ。
でもって、失敗からのダメージを少しでも減らすために注目したいのが、
自分はどんな失敗を怖いと思いやすいのか?
ということで、失敗を避け続けてる人は『自分がどんな失敗を恐れているのか?』や『失敗することで自分の中の何が脅かされてるのか?』が意外とわかってないケースがあるんですね。
前置きが長くなっちゃいましたが、今回は『失敗を過度に恐れて行動が出来なくなってしまってる人が少しでも1歩を踏み出せるようになるための方法』ってことで、自分がどんな失敗を恐れているのか?を深く考えてみよう!という内容でまとめていこうと思います。(参考文献は記事の最後にて)
自分はどんな失敗が怖いのかリストアップ
まずはここ最近控えてるものでも、これならの人生においても何でもいいので、自分が「これは失敗したくない!」と思えるようか事を書いてみましょう。
- 今度バンドのライブは失敗できない
- 大事な取引先とのプレゼンがある
- この間、バイトでお客さんを怒らせてしまったからもう失敗できない
- 動画投稿で炎上してしまった、次の動画をアップするのが怖すぎる
- 浪人して志望校を受ける。これで落ちたらまた勉強をやり直さないといけない
などなど、5つ程リストアップしてみましょう。
なんで失敗するのが怖いのか?について更に深く考えてみる
次は失敗したくない理由についてもう少し詳しく書いてみましょう。
- レコーディング会社に自分たちをアピールして、夢を掴むチャンスだから
- 私たちの会社の製品をより多くの人に届けるチャンスだし、ここでコケたら制作陣の努力が無駄になってしまう
- 自分が怒られるのも辛いけど、一緒に謝ってくれる店長に合わせる顔がなくなってしまう
- たくさんの人から非難の声を受けるかもしれないと考えると傷つく
- 今までの努力が水の泡になるかもしれない、親にも申し訳ない
ここでは先程より1歩踏み込んだ感じの内容になるんですが、出来ればもう2歩くらい深く考えてもらえるとより良い感じです。
より深く考えた結果は人によって様々ですが、そうすることで、
- 自分の能力のなさを証明してしまうかもしれない!(自分に価値がない)
- 自分の周囲から人が離れていくかもしれない(同僚とか家族など)
- 理想の自分にたどりつけない
と言った、根本的な価値観や信念にたどり着くかもしれません。
そこまで来たら、自分に以下のよう質問をぶつけてみましょう。
- このような考えにとらわれることは自分にとって有益なことだろうか?
- このような考えは本当に正しく、価値があるものだろうか?
ということで、これも例えば、
- 演奏に少し失敗したからといってダメな演奏者になってしまうのだろうか?プロだってミスはあるけど、プロはミスした事実を考えるのではなくミスをどう減らすかを考えるよな
- ちょっとしたミスで周囲の人間が軽蔑し、本当に離れていくのだろうか?そのような経験はないし、むしろ自分のミスをカバーしようと周りが働きかけてくれるかもしれない
といった感じで、本当に自分の考えや信念は決めつけのようなところから生まれている部分があるのかもしれない、などについて考えてみてください。
【比較】自分が許容できそうな失敗について考えてみよう
もし余裕があれば、いくつか考えてもらった失敗の中で『どれが1番失敗したくないことなのか?』について考えてみましょう。
この辺は0点〜100点満点でも構いませんし、順位を付けても構わないのですが、例えば上位に『家族との生活』が関わっているものが多ければ、自分は家族に影響がありそうなことはリスクがとれないことになりますし、逆にいえば家族に何ら影響がない事であれば、比較的失敗を恐れずに挑戦しやすいということにもなります。
理想的には先のステップのように、「失敗することで周囲の人が離れていくという考えが正しいのか?」と言った具合に、失敗したくない根本的な原因の解釈を変えられるといいんですが、これも中々時間がかかってしまうところではあるので、ひとまずは自分が1番失敗したくない事やその理由をある程度明確にするだけでも、最初のステップとしては十分です。
これだけでも『何が怖くて、何が怖くないのか?』がよく分かってない状態比べてフットワークが軽くなると思います。
もちろんかなり大きなトラウマのようなものであれば、これだけで物事は解決するわけではありませんが、ひとまず
- 自分が失敗したくないこと
- そしてその理由を深く考える
- 自分が怖がっていることは本当に現実になりうるのか?どこまで正しいのか?それについて考えることは自分にとって有益なのだろうか?
について、書き出してみるだけでも気持ちの整理には使えるのではないかと思う次第です。( ˙꒳˙ )
参考文献