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心配性な元セラピストがメンタルヘルスについて考えるブログ

「優柔不断で物事が決められない!」を解決する4つのフレームワーク

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こんにちは、なすびです。( ˙꒳​˙ )

 

今回はご質問頂いた内容についてお答えしていこうと思います。

こんにちは。私は何をするにも優柔不断で仕事でも決断が遅いと上司から怒られることが多いです。何か解決策はないでしょうか。

ということで、優柔不断な性格が仕事に悪影響を与えているといったところでしょうか。瞬時に決断したくても出来ないというのは、お辛いお悩みですよね、、、。

 

この方のように決断に時間がかかってしまったり、いつも優柔不断になってしまうという悩みを抱えた方はなかなか多いのではないかと思いますが、仕事以外のケースを見てみても

 

  • 車を買うか買わないかで1時間以上悩んだけど、結局買わなかった
  • 転職をしようと試みたものの、ベストな転職先が見つからず同じ会社で働き続けてしまっている
  • メール返信1つでとても時間がかかってしまう

 

など、日常生活の様々な場面で優柔不断の悪影響が潜んでるわけですね。かく言う自分も「次はどの本を買って読むのがベストか?」と悩みすぎて、丸1日調べ物に使ってしまったことがあります。いや、この時間で本読めたやんっていうね。(´ω`)トホホ…

 

 

 

なんで優柔不断になるのか?

でもってそんな優柔不断が何によって引き起こるのか?について見ていくと、

 

  • 選択の優先基準が決まってない(価格なのか選ぶのか?機能なのか?それともデザインなのか?)
  • 選択基準を多くし過ぎて動けなくなる(簡潔なメール内容、そして興味を持ってもらえる内容、お客様に失礼がなく、部長に叱られなさそうな内容で、それでもって、、、ex)
  • 決断することへの恐怖(損するのではないか?、嫌われてしまうのではないか?、失敗するのではないか?)

 

と言ったところが根本的にあったりします。後はモノを買う時は優柔不断になるとか、自分の事じゃなくて他人の何かを決める時は優柔不断なったりとケースはそれぞれだったりするわけですね。

 

そして今回のお悩みでいえば、決断する事への恐怖感なのかなと勝手に想像してるんですけど、優柔不断というのは色んなことが複合して起こってることなので、「これさえやれば大丈夫!!」というわけでもないのが難しいところなんですね。

 

完璧主義とHSPとも関係する

また優柔不断は完璧主義やHSPといった気質も関係してまして、

 

  • 完璧主義:ベター選択ではなくベストな選択にこだわる人のこと。これは失敗するかもしれない恐怖心や、自分が納得いくまで調べてからでないと結論が出せないといった心理的な影響があると考えられる。
  • HSP:これは一言でいえば『何事にも敏感な気質の人』のことなんですけど、HSPの人は周囲の環境からたくさんの事をインプットできる分、選択基準が多くなりやすく決断をすることが難しくなりやすい。

 

というポイントも抑えておくといいかと、思います。

 

まぁ優柔不断は色んなことを比較検討して決められる慎重さと考えれば、決して悪いことではないんですけど、やはり慎重になりすぎて決断や行動が出来ないのもあまりよろしく無いかな思う次第でございます。

 

前置きが長くなりましたが、「優柔不断も適切なレベルで折り合いをつけたいよね!」ということで、今回は優柔不断な性格を改善するにはどうしたらいいのか?ということで、4つの解決方法についてみていこうと思います。( ˶˙ᵕ˙˶ )

 

 

 

自分が最も優先したいことを考えてみる、あるいは決めておく

何か複雑な選択に迫られた時、自分が何を軸に選択するのか?と決めておくのは、迅速な意思決定に役に立ちます。言い換えれば迷った時はこういう方向性で判断する!ということを事前に決めておこうという感じになりまして、これは例えば、

 

  • 「分かりやすさ、内容の濃さ、目新しさ」のどれを取るか?で悩んだら、分かりやすさを優先すると決めとく
  • 悩むにしても長くて15分と決めておく
  • どんなに便利で魅力な商品でも、1万円を上回ったら買わない
     

といった感じです。決断する上で分析するのももちろん重要ですが、過度な分析も抑えたいところなので、自分ちょっと考えすぎてるなと感じた時に、どういった行動をするのかというルールを決めておくと良さそうです。

 

選択しないことで失うものは何か?について考えてみる

優柔不断になってしまう原因として、選択することで失ってしまうことに焦点を当て過ぎているということが上げられます。これはお金を失うかもしれないとか、あの人嫌われてしまうかもと言ったことになるのですが、そんな場合は一旦「選択しないことで失うものはないか?」ということについて、考えてみるてください。

 

これは例えば「転職を考えているものの今より収入が下がるかもしれない」ということで決断が困難になっている場合、

 

  • 転職しないことで年収は維持できるが、家族で過ごす時間が少ないままかもしれない
  • 年齢的に何かに挑戦するチャンスを逃すかもしれない
  • 採用の枠が今にも減っているかもしれない

 

と言った感じですね。ちょっと自分を追い詰めるような言葉遣いになってしまいましたが、自分が選択をしないことで「何かの機会を失ってないかな〜」とか、「悩んでるこの時間で新しいアイデアが生み出せるな〜」といった感じですね。

 

いかんせん人は何かを失うことに敏感な性質を持っているので、何か選択をすることで失うことを恐れているのであれば、選択しないことで失うもの何か?と考えてみて比較してみることは、先延ばしを防ぐために非常有効な考え方です。

 

仮にその選択が失敗したとして、そうしたらどんな行動ができるのか考えてみる

「もしダメだったらどうしよう」と考えた時、失敗した時の対処法が決まってなければ思いつきで何かを選択するのは怖いものかと思います。なのでここでは、仮に自分の選択が失敗したとして、その後自分がどんな行動を取れるのか?という考えておくということも有効です。

 

これも例えば、

 

  • 車の購入に失敗したなら、売却すれば良い
  • 転職して職場環境が酷かったらやめてしまって、両親や友人に相談してみよう
  • 相手を怒らせてしまったら、メールとかで精一杯謝ろう

 

と言った感じで、ちょっとした出口戦略というか、失敗しても大丈夫という希望を作り出すイメージですね。こうすると少しは1歩を踏み出しやすくなるのではないかと思います。

 

またこれは失敗した後のことの行動を考えるところまでいかずとも、自分がいったい何に怯えているのかを紙に書き出してみて、自問自答してみるのも良い思います。

 

 

 

その選択があなたの価値観に沿っているか?で考えてみる

また自分の価値観などが定まっていれば迅速な決断をしやすいです。(価値観について詳しく知りたい方はACTをご参考ください。)

 

僕自身を例にしてしまう感じで恐縮ではあるのですが、

 

  1. 価値観は人の理解者でありたい、知識を提供して人の力になりたい
  2. そのためには知識がいる
  3. 知識を得るには、本を読む時間、ブログでアウトプットの時間が必要

 

と言った感じで、自分にとって何よりも優先すべきは知識のための時間の確保になります。

 

でもってそうすると、

 

  • 車を買うと言った大きな買い物する時:機能を足すのは確かに便利だけど、価格が上がってしまう。これは働く時間が増えて、自分の時間が減るからやっぱり安いものを買おう。
  • 転職や就職:賃金や福利厚生が充実してるのは確かに魅力的だけど、そうなると時間の制約が厳しい。自分はフリーターやフリーランスと言った時間に自由が効く職業の方が自分がやりたいことと両立できそうだ。

 

と言った感じで、価値観や軸が明確であれば「時間がなくなる!」ということに関わる選択肢はすぐに取り除くことができるので、ある程度は選択がスムーズになります。

 

なので自分の人生にとって重要なことは何なのか?という価値観から選択するというのもまた1つの方法として、ありかと思う次第です。

 

まとめ

ということで、一通り書いてまいりました。

 

コメント頂いた方の的を居てるかがちょっと心配ですが、使えそうだなと思った部分を取り入れて実践してもらえるとありがたく思います。

 

また企業に務めてるとどうしてもその会社の環境や方針のせいで優柔不断になってしまってることもあると思いますが、上記のものをできる限り仕事に取り込んで貰ってもいいですし、それでもダメそうであれば転職のような選択に使って貰えるよさそうです。

 

参考になりましたでしょうか。( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

 

 

参考文献