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心配性な元セラピストがメンタルヘルスについて考えるブログ

「物覚えが悪いのは記憶力が悪いからではなく、もっと根本的な理由が3つある」というお話 【記憶術編】


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こんにちは、僕が住む神奈川も土日自粛ですって、ウソやん、、あ、なすびです。(  ˙꒳​˙  )

 

そんなわけで前回の続きでーす!

 

前回は「物覚えが悪いのは記憶力が悪いからではないぞ!」といった話だったのですが、ざっくり復習しますと

 
  1. 人はそもそも興味がないことは記憶に残りにくい
  2. 覚えたいものが『単体』だと記憶に残りにくい(連想できるものでないと思い出せな)
  3. イメージしにくいことは記憶に残りにくい(抽象的なものは苦手)

 

といったところがあるので、この辺を抑えとかないとどうしても記憶には残りにくいわけですね。記憶を集めるにしても、そもそも集めるためのカゴが壊れちゃっていれば記憶に残らなくて当然なわけですね。

 

ではどうすればいいのかという話になりますが、これら3つの逆をやりましょうという単純な話です。

 

つまり

 

  1. 自分がこれを記憶するメリットを見出す
  2. 元から知っているものと繋げてみる
  3. イメージがしやすいようにする

 

ということになります。

 

例えば「数学の公式がどうしても覚えられません!」ということであれば、

 

  1. 数学を覚えることにどんなメリットがあるのか?(例:医者になって、人を笑顔にするには数学が必須!)
  2. 数学の公式は普段知っているものと関係があるだろうか?(例:模試の偏差値は確かこの公式で出してたよな〜)
  3. この数式がそもそも何を意味してるんだろうか?(例:「y=2x-50 」x=お菓子だとすれば、お菓子を食えば食うほど太るってことか)

 

と言った感じで、記憶を定着させるには少しでも学ぶメリットを見出したり、日常的なものに変換たりする必要があるということです。

 

しかしながら、これら一つ一つについて考えるのももちろん良さそうではあるもののそれでも意味を見出せなかったり、考えるのも大変でだと思いますので、ここからはこれら3つを含んだ記憶術について3つほどご紹介していきます。

 

 

 

マンガを教材にしてみる 難易度☆

記憶術とは言えないかもですが、マンガのようなものをベースにするのは非常に良いかと思ってます。

 

何せマンガであればストーリー性があり興味を持ちやすいですし、キャラクターやマンガのワンシーンから『連想』して記憶を引き出すことが出来たり、イラスト仕様でイメージがしやすいというメリットがあるので、上記の3つを備えたかなり優秀な教材なのではないかと。

 

僕自身は健康や科学的なところに興味があるんですけど、一般書だといかんせん単語が難しかったり、イメージが湧かなかったりして取っつきにくいところが結構あったりします。

 

なので医学とか科学的なところであれば、『働く細胞』や『ドクターストーン』といった漫画がストーリーも面白いですし、イラストから分かりやすく知識も身につくので、なかなか良いなと思ったり。

 

まあマンガで勉強することには賛否はあるものの、記憶に残っていれば勝ちというスタンスで使ってもらえると良いかと思いますね。(  ˙꒳​˙  )

はたらく細胞(1) (シリウスKC)

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Dr.STONE 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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覚えたいことをイラストにしてみる『ドローイング効果』 難易度☆☆

覚えたいことを絵にしてみるにというのも、記憶術としてはかなり優秀です。

 

ポイントとしては

 

  1. 記憶をイラストにすることで、イメージがより鮮明になる(ある程度自分の頭で情報を整理する必要があるから)
  2. 写真のように視覚から取った情報は文字より記憶に残りやすい(イラストから連想して思い出しやすい)

 

といったところが、記憶の定着を促してくれます。

 

ちなみに科学的にも一定の根拠がありまして、30個の単語についてイラストを書いて覚えるグループと文字を書いて覚えるグループどちらがより記憶残っているのかを調べた研究では、イラストで覚えたグループの方が思い出す単語の数が約70%多かったとのこと。(p)単語を書きまくるよりは、イラストにしてみるほうが記憶には残りそうな感じですね。

 

ちなみにやってみるとこんな感じ。

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また絵が苦手という人でも大丈夫で、下のように図解するだけでもいいんだとか。

 

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※字汚くてすいません笑

 

「イラストにするとこんな感じかな〜」みたいな作業は頭の中で考えをまとめる必要がありますし、「自分がどんな絵書いたっけ」といったところから連想して、記憶を思い出しやすいみたいなんよかったらやってみてください。

 

 

 

カテゴリーで分けて記憶する!カテゴリークラスタリングリコール(CCR) 難易度☆☆☆

「カテゴリークラスタリングリコール」が記憶を思い出しやすくするのに有効だよという話があるのでご紹介。(以下CCR)長ったらしい名前ですが、これは『カテゴリー』に分けて覚えるやり方で、連想して記憶を引き出すようなテクニックになっております。

 

例えばですが

 

  • カテキンは『フラボノイドの一種』
  • アジは『魚の一種』
  • 減価償却費は『固定資産における費用の一種』
  • antibiotics と prescriptionは『薬を意味する単語』

 

みたいに何かしらの『カテゴリー』でくくるみたいな感じです。

 

ちなみにこれも科学的に根拠がありまして、犯罪現場のビデオ内容を詳細に思い出してもらう実験では、自由に覚えて貰うグループよりもこのCCRを使ったグループの方が内容を詳細に思い出したとのこと。(p)

 

先の例でいえば、prescriptionを直接思い出すより、『薬を意味する単語』からprescriptionと言った感じでカテゴリーを軸に連想した方が思い出しやすい感じは確かにありますな〜。またCCRは先のイラスト化の組み合わせもできるので、良ければ色々と工夫して使ってください!

 

ちなみに僕は『コンビニで買えるメンタル改善食』とか『花粉症に効く3つの対策』みたいなカテゴリーでわけて覚えることが多いですね。こういう時は大体『マインドマップ』という言われるものを使ったりするんですけど、下のような感じでカテゴリー分けもしやすいのでこちらも良ければ使ってみてください。Apple StoreGoogle Play Storeで無料でダウンロードできますよ。

 

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※僕はとりあえず「XMind」というアプリを使ってます。

 

本日もご一読ありがとうございました〜、ではでは( *¯ ꒳¯*)

 

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