Vitality Asset

心配性な元セラピストがメンタルヘルスについて考えるブログ

太陽の光で腸内環境が良くなるかもしれない!という研究のお話です

こんにちは、なすびです。

 

今日はみんな大好き、ビタミンDのお話です〜。

 

テーマ

ビタミンDで腸内環境が良くなるかもだ!

 

  • ビタミンDでメンタルが改善するのは、腸内環境も良くなっているからかも
  • ビタミンDで腸内細菌が増加!

 


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ビタミンDでメンタルが改善するのは、腸内環境も良くなっているからかも

当ブログではメンタルヘルスについて書いていますが、「太陽の光」と「腸内環境」はとても重要な要素だと思っています。いかんせん過去のデータで、

 

 

ということがわかっているので、個人的にもビタミンD補充や腸内環境はいい状態に保っておきたいと思っております。(`・ω・´)

 

そんな中、最近ブリティッシュコロンビア大学が「ビタミンDで腸内環境が良くなるかもしれない」という論文を発表したので、軽くまとめておこうかと思います。(p)

 

 

ビタミンDで腸内細菌が増加!

これは21人の女性を対象としたものになりまして、ビタミンDと腸内環境の関係を調べた研究。

 

研究を手順をざっと見ていくと、

 

  1. まずビタミンDサプリの摂取量を調査
  2. 普段ビタミンDを摂取しているグループとそうでないグループに分ける
  3. それぞれグループに紫外線を浴びてもらい、体内でビタミンDを生成
  4. その後便を調べて、腸内細菌をチェック

 

といった感じで、「体内のビタミンDが増えることで、腸内細菌にどんな影響を与えるのか?」について調べたそう。

 

早速結果はというと、

 

  • 体内のビタミンDが少なかったグループでは、腸内細菌が大幅に増加した!(p = 0.0001)
  • しかしビタミンDが多いグループは、特に変化がなかった

 

とのこと。

 

もともとビタミンDが足りてない人は、腸内細菌の種類や数に変化があったみたいですね。

 

もうちょっと内容を細かく見ていくと、

 

  • そもそもビタミンDが少ない人は、腸内細菌も少ない
  • しかし、紫外線でビタミンDを増やしたら、腸内細菌の数がビタミンDが多いグループと同じくらいなった

 

とのことでして、体内のビタミンDが増えたことで元々ビタミンDが多いグループと同じくらいの腸内細菌の数になったそう。それだけビタミンDの影響は大きいということですな。

 

この結果について、研究者によれば

この研究はビタミンDと腸内細菌の関係を示した初めての研究です。皮膚を紫外線にさらすことで、自然免疫細胞と適応免疫細胞の両方に変化が生じると仮定すると、その変化した免疫細胞が腸を含めた全身をめぐることで、腸内細菌の形成に良い影響を与えているのかもしれない。

とのこと。

 

ビタミンDは免疫の調整に一役買ってくれているのですが、

 

  1. 紫外線で体内のビタミンDが増える
  2. そんなビタミンDが免疫細胞を調整
  3. 変化した免疫細胞が全身をめぐり、腸内細菌の発生に良い影響を与える

 

といった感じみたい。

 

遠回りして、良い影響を与えてくれているのは個人的にも意外ですな〜。

 

今回の研究はビタミンDもともと少ない人にしか良い影響はなかったですけど、「世の中のほとんどの人がビタミンD不足!」なんて研究もありますし、とりあえず日光浴とかサプリの摂取はありかと。またご存知の通り、腸はウイルスの侵入を防ぐ城壁の役割をしておりまして、腸内細菌はそんな城壁を守る兵隊になります。ビタミンDで腸内細菌が増えて、戦力がアップするなら、これほど手軽な方法はない感じですね。

 

またメンタルヘルスのためにビタミンDと腸内環境は大切なのはもちろんのこと、「最近お腹の調子が悪い!」という人も、腸内環境を改善するという意味では、日光浴やビタミンDの摂取はアリかもしれませんな。

 

日光浴は普通にやっていて気分がいいので、これからもお散歩とかでやっていこうかと思います。(^o^)