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心配性な元セラピストがメンタルヘルスについて考えるブログ

【ちょっとした知見シリーズ】「ヨーグルトと健康」「別れにくいカップルの特徴」「神経症な人は猫を大事にする?」


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こんにちは、なすびです。( ˙꒳˙ )

 

今回は【ちょっとした知見シリーズ】ってことで、個人的にはおもしろくて重要そうな研究なんだけど、1つの記事にするには文字数が足りなくなっちゃいそうな研究をご紹介していきます。

 

後は過去に1回まとめちゃった内容とかもあるので、さらっといろんなジャンルの研究を見ていく回だと思ってくださいませ〜。

 

ヨーグルトは1日200gを超えないのがベスト?

乳製品って健康に良いの?って話はかなり議論されてますが、ヨーグルトに関しては身体にいいってデータも多いですし、乳製品の中だと発がんリスクが低くかったりします。

 

そんな中ヨーグルトと健康に関する新しめのメタ分析が出てましたので、軽くポイントをまとめておくと

 

  • 適格な8つのコホート研究をまとめた
  • サンプル数:235,676人

 

といった感じで、ヨーグルトの摂取が心血管疾患や癌での死亡率にどんな影響があるのかを解析してくれました。(P)

 

結果を見てみると、ヨーグルトをたくさん食べるグループはほとんど食べないグループに比べて、

 

  • 死亡率が7%低い
  • 心血管疾患での死亡率が8%低い
  • ガンでの死亡率が3%低い

 

とのこと。ヨーグルトを食べてるの人達の方が健康的で長生きする可能性が高い!という結果が改めて確認されたと。

 

でもって、1日200g以上食べる人達のリスクに絞って見てみると、

 

  • 死亡率が12%低い
  • 心血管疾患での死亡率が13%低い

 

とのことで、1日200gを超えても健康に対するメリットが得られるという感じでした。

 

一応過去のメタ分析と比較すると、ヨーグルトの食べ過ぎは発がんリスクあげるから1日50gにした方がよさそうか感じはあったんですが、これならもうちょい増やしても大丈夫そうな感じですね。

 

個人的には「ダノンヨーグルト(小分けのやつ)だったら2カップまで問題ない!」ってことにしときますかね。まぁそんな食べないですけど、、、笑

 

 

 

別れにくいカップルの特徴はあれの高さだ!

上手くいくカップルってどんな特徴があるのか調べた研究が面白かったのでまとめておきます!

 

これは101の新婚カップルを対象にした研究になりまして、参加者にはカップルの問題(例:お金のこと、子供のこと)について話し合いをしてもらうんですが、

 

  1. 4ヶ月後、8ヶ月後に今回話し合った問題ことについて思い出してもらう
  2. 今かかえてるカップルの問題の深刻さについてもチェックする

 

と言った感じで、今を円満に過ごしているカップルにはどんな特徴があるのか?を調べたそう。(P)

 

でもって、この研究では事前にワーキングメモリーの高さをチェックしてたりするんですが、どうやら

 

 

という特徴が出たんだそう。ワーキングメモリーっていうのはざっくり言うと記憶力の1種なんですが、ここでは金銭の管理とか家事の分担のようなものをきっちり遂行するのに必要な認知機能だとお思いください。

 

で、なんでワーキングメモリーが高いとカップルの関係が上手くいくの?についてですが、研究いわく、

親密なカップルは、パートナーと問題の原因と解決策について話し合うことが多いため、こういった情報がパートナーとの行動を形成し、問題の解決を促進します。ワーキングメモリーの高さはパートナーと議論をしたことを後で思い出すことができ、パートナーとの問題の深刻度が大幅に低下するのに役に立つ。

とのこと。

 

例えば、ワーキングメモリーが低いと何かやめて欲しいことがあって注意したものの、そのことを覚えてなくて、何度も怒らせちゃう!みたいなことに繋がり、関係が悪化してしまう可能性もあると。

 

逆にワーキングメモリーが高いと、「相手がこういうことされたら、嫌そうな顔してたな」、「前はこういうことで大喧嘩になったから気をつけないとな」なんてことを思い出しやすいので、パートナーとの関係が上手くいきやすいのかもしれませんね。

 

カップルで上手くやるならワーキングメモリーを鍛えておくのが吉か、、、。(*¯ㅿ¯*;)

 

 

神経症な人は猫への愛が大きい?

神経症傾向が強い人は猫を大事にするかも!みたいな研究がありました〜。

 

これは猫を飼っている1,239人を対象にしたオンライン調査になるんですが、

 

  1. まず参加者に『猫を愛することにどれだけの価値を感じているか』、『自分の猫がどれだけ信頼してるか?』などについて質問
  2. 合わせてその人の性格特性などをチェック
  3. 自分の性格特性と猫に対する愛情にはどんな関係があるのかを調べる

 

といったことをしてました。(P)

 

そして結果を見てると、

 

  • 神経症と不安といったスコアが高いと猫への愛や信頼が高くなる
  • 怒りや憂うつといった感情スコアが高いと猫への愛や信頼を減少させる(人でも同様)

 

とのこと。ちなみに参加者の87%が女性とのことなんでかなり女性よりの結果になってますが、神経症傾向が強くて不安になりやすい人は猫を大事にするっぽいです。

 

研究者曰く、

私たちの研究では、不安は猫への信頼と愛情に関連付けられているため、これはポジティブな性格特性であることがわかりました

とのこと。

 

自分も実家で猫を二匹飼ってるんですけど、不安になりやすい性格も猫への愛に還元されやすいと考えると少しは気が楽になりますな〜。( ˙꒳˙ )