タバコの煙を吸っても吸わなくても、喫煙者のとなりにいるだけで受動喫煙になっちゃうぞ!という恐ろしい研究の話
こんにちは、なすびです。( ˙꒳˙ )
タバコが体に良くないことはもはや言うまでもないと思いますが、当ブログでは一応メンタルの健康のためにも禁煙を推奨しております。
いかんせんタバコにはメンタルの大敵とも言える重金属が豊富に含まれているので、僕自身不思議と匂いは嫌いじゃないんですけど、なるべくタバコの煙は吸いたくないな〜と思っております。
まぁ普段から喫煙所の側を通らないようにしたり、息を止めて見たりなど、タバコの煙を避けるように振舞ってる方も一定数いるかと思いますが、今回は「タバコ煙を吸わなくても、喫煙者と同じ環境にいるだけで汚染物質を吸い込むかも!」なんて話が、恐ろしかったんでまとめて行こうと思います。(p)
喫煙者の服から汚染物質を放出し続ける?
ではタバコの煙に関する事前知識からですが、まず以前から研究で分かっていることが以下の2つです。
こんな感じでタバコの汚染物質は煙本体のみならず、煙によって家の壁や衣類に付着した汚染物質の影響を受けちゃう恐れがあるわけですね。
受動喫煙と違って、直接煙を吸っているわけではないので、これを間接喫煙なんて言ったりします。
普段からタバコを吸うような人は、衣類はもちろんのこと、住んでいる家といったタバコを吸う以外のところでも、汚染物質を吸い込んでいる可能性があるわけですね。怖いですね〜。
でもってそんな中、今回イェール大学が調べてくれたのが、
- 喫煙者が非喫煙環境にいるとどうなるの?
ということ。これは例えば、禁煙のファミレスでタバコを吸うとどうなる?というわけではなく、喫煙者が空気が綺麗なお店に入るとどうなるの?ということ。タバコの汚染物質が服に付着するのは分かってますが、その服を身にまとってるだけで、空気中の衛生面に変化があるのか?みたいな感じですね。
でもって、今回研究を行った場所は普段からタバコが吸えないような綺麗な映画館を使った実験なんですけど、ざっくりな流れとしては
- 空気中の有害物質を測定出来る機械を設置する
- 映画館はいつも通り営業する
- 3日間、映画館の空気をオンラインでモニタリングし続ける
といった感じ。「映画館に喫煙者が入ることで、空気を漂う物質はどう変わるのか?」を調べたわけですね。
でもってそんな結果はというと
- 観客が映画館に入り始めた時点で、タバコ特有の汚染物質が空気中に放出される(2-メチルフランなど)
- 観客が外を出た後も、汚染物質がしばらく残る
- 映画の上映によって汚染物質の蓄積を繰り返した結果、朝に比べると夜の方が空気中の汚染物質が圧倒的に多かった
とのこと。
喫煙者の衣類についた汚染物質が、空気中に放出されて、映画館内で少しづつ充満していくんだと。これは怖いですね〜。( ˙꒳˙ )
研究者によりますと
大人の観客が館内に集まったとき、主要なタバコ煙のトレーサーである、2,5-ジメチルフラン、2-メチルフラン、およびアセトニトリルの測定値が急上昇しました。
その後、観客は画面上のドラマとともに笑い、喘ぎながら、ベンゼン、ホルムアルデヒド、大量のニコチンも吸入しました。これはものの1時間で、1〜10本分のタバコを受動喫煙したことに相当します。
とのこと。
タバコの煙を吸わないにしても、喫煙者の衣類から湧き出る汚染物質、かなり晒されちゃうっぽいんですね。しかも普通に受動喫煙してるのと変わらないのが、割とやばいな、、、。
まぁこれはあくまでも密閉された空間での話なので、もうちょっと空気の通りがいい所であれば話は変わりそうな感じはありますね。
まず喫煙者の対策としてはタバコ煙は色んなところに残るっぽいので、アウターのような衣類をまめにクリーニングしたり、家のような室内でタバコ吸わないようにするのが大事そうな感じです。
そしてたばこを吸わない人は、
- 密閉された空間をさける
- たくさんの人が出入りする空間に長居しない
- マスクをする(3Mみたいなガチなやつ)
みたいな感じですかね。
まぁ新型コロナの対策に近いですけど、普通のマスクのブロック率にはあまり期待できそうにない感じ。対して3Mみたいなガチなやつなら、布で口を抑える21倍の大気汚染をブロックしてくれるみたいなんで、本格的にやるのであればガチなマスク推奨します。(p)(今は手に入らないと思いますが、、、)