溜まり過ぎると気分が不安定になる!と噂の重金属【知識編】
こんにちは、なすびです。
今回は『重金属』ついてです。
重金属については、過去に「玄米はヒ素が心配だよね〜」とか「魚は水銀が気になるよね〜」くらいのレベルで触れてはいたんですけど、そこまで詳しく書いてはいなかったので、今回改めてまとめていこうと思います。
ちなみに重金属というのはその土地や環境によって生み出される有害な金属のことになりまして、
あたりが有名どころです。
水銀なんかは過去に事件となった水俣病でご存知の方もいらっしゃるかもしれません。あれも工場から川や海に流れでた水銀を魚が取り込んでしまい、それを食べた人たちが病気になってしまうという事件でしたね。
そんな重金属が体内蓄積してしまうと体に不調が現れるのはもちろんのことなのですが、他にも脳の機能が低下したり、気分が不安定になってしまうかもしれないということで、メンタルヘルス的にも重金属はどうにかしておきたいわけです。(p)(p)
重金属が体内に蓄積して神経などが損傷した場合は元に戻らないみたいなので、日頃から気を使ったほうがいいのは間違いなさそうなんですが、今回は上記の有名な重金属について一つ一つ見ていきまして、次回はそんな重金属の対策について触れていきたいと思います。(`・ω・´)
体への悪影響が大きい『重金属 BIG4』
ではさっそく4つの重金属についてですが
- 主にどこから生まれているのか?
- 重金属が蓄積すると、どんな症状が出るのか?
といったポイントを見ていこうと思います
・ヒ素
ヒ素は土壌などに含まれやすい重金属でして、畑などで栽培した作物なんかは影響をうけやすくなってます。(p)
ヒ素が体内に蓄積しますと
を引き起こすと考えられておりまして、子供の体内に蓄積するとIQといった知的機能が低下するなんて報告もあるので、若いうちは特に気をつけたいところかと。(p)
ヒ素の摂取ですが、日本人であれば白米や玄米からメインなると思います。しかし玄米の方が含まれている量が多いので食べ過ぎは注意といったところでしょうか。(p)(p)
水銀
水銀は主に魚介類に含まれやすい重金属になってまして、マグロのように大きな魚ほど水銀の量は多くなります。(p)
そんな水銀が体内に蓄積しますと、
引き起こすと考えられております。(p)
「では魚を食べない方が良いのか?」と言われるとそういう訳でもなく、魚にはメンタルに欠かせない『オメガ3』が豊富で、心臓病といった病気のリスクを減らしてるといったメリットが豊富。
なので気をつけたいのは、水銀が貯まりやすいマグロのような大きな魚の食べすぎですね。逆にサバ、サーモン、イワシといった小さな魚は水銀の含有量が少なかったりしますので、怖い方はこちらを推奨します。(p)(p)
鉛
これは昔の塗料に含まれている物質で、作りが古い家や古いおもちゃなんかに使われていたりします。今は塗料の素材が変わってきているので使用量が減っているものの、昔の作りの家に住んでいると鉛を取り込みやすかったりするわけです。(p)(p)
でもって鉛が体内に蓄積すると、
- 倦怠感
- 睡眠障害
- 高血圧
- 腎機能障害
- 腹痛
といった症状を引き起こすと考えられております。(p)
塗装の仕事をされている方は鉛の影響で体調不良になるケースが多いという報告もあるので対策が必須であるのはもちろんのこと、もし家にそれらしきものがあれば体調不良の原因になりそうなので、取り除くことをオススメさせていただきます。(p)
カドミウム
カドミウムは主にタバコに含まれる重金属になります。喫煙者はもちろんのこと、他人のタバコの煙を吸うだけでも悪影響がありますのでご注意ください。
そんなカドミウムが体内に蓄積しますと、腎臓の機能が低下して
- 腎臓病
- 骨がもろくなる
- カルシウムが上手く代謝できなくなる
といった症状のほか、胃の炎症や肺にダメージになる可能性があるので注意が必要とのこと。(p)
カドミウムは食事で言えば玄米や白米に含みやすいのですが、食品衛生法でかなり低い基準に抑えられているので、心配するほどではないかと思います。
では次回は重金属の【対策編】です!(`・ω・´)