地中海食で頭が良くなるし、なんなら集中力も上がる!という研究のお話
こんにちは、今一番行ってはいけないと言われるカラオケで歌ってきました、なすびです。( ˙꒳˙ )
今回は地中海食のお話です。
地中海食というのは野菜や魚、ナッツ、オリーブといった伝統的な食品をバランスよく取り入れた食事のことでして、当ブログでもメンタル改善の優秀食として何度かまとめました。今回はそんな地中海食で頭が良くなる!という話がありましたので、改めてまとめていこうと思います。
地中海食で記憶力が上がり、集中力もアップする!
これは2016年に行われた研究になりまして、過去に行われた「地中海食と記憶力低下の予防」に関する質の高い18件を選んだ、系統レビューになっております。選ばれた研究はすべて観察研究になりまして、食事アンケートを取り、何年かけて追跡するタイプのやつですね。(p)
参加者は高齢者が中心にはなりますが、一応22歳〜75歳以上と幅広い年齢層を対象にしているので信頼度は良さげです。
ちなみに地中海食は過去の研究で「認知症といったボケを防止するのに役立つのでは?」と言われておりまして、
ということが、ある程度分かっていたりします。
この2つの原因になる認知能力の低下は40代から徐々に進んでいくんですけど、「そんな地中海食が脳の老化を抑えてくれるから、認知症の予防になるのでは?」と考えられているわけですね。
このレビューではその辺の効果について様々な文献チェックして結論を出してくれているのですが、そんな結果はと言いますと、
- 18件中13件の研究では地中海食で認識記憶、遅延認識記憶、作業記憶(ワーキングメモリー)といった、年齢による認知機能低下を抑えてくれた
- 18件中3件では軽度認知症の予防になることも確認された
- 若者でもこれらの効果は確認された
とのこと。
とりあえず多くの研究で認知能力の改善が見られたのはもちろんのこと、注意力(集中力)にも良い影響を与えてくれるみたいです。これは地中海食で実質頭が良くなるといっても過言ではないわけですね。
ちなみに上記したワーキングメモリー(作業記憶)というのは記憶を保持するのに必要な能力のことで、暗算するときに使う能力のことです。試しに14×17を暗算で考えてみると、頭の中で一部の計算結果を覚えておきながら、別の計算をしなくてはいけないので、結構頭が疲れるはず。
でもってこのワーキングメモリー能力が高いとネガティブな思考にとらわれにくいという研究があったりしますので、メンタルヘルス的ところでも結構に重要だったりするんですよ。(p)
地中海食でメンタルが改善するのはワーキングメモリーが改善しているからという可能性もあるので、これはやってみる価値はありそうですな〜( ˙▿˙ )
特に良い影響を与えていたのはこの3つ!
では地中海食の何が脳に良い影響を与えてくれていると考えられてるのか?という話になりますが、考えられるのが以下の3つです。
- ビタミンB群
- 魚といったオメガ3脂肪酸
- 野菜、ナッツ、オリーブといった、バランスのとれた食事
これらはメンタル改善にはお馴染みの栄養素なので、個人的にも納得な所ところはありますね。( ˙꒳˙ )
でもってこの結果について、研究によると
地中海食のようなエネルギーの低い食事は、炎症や酸化ストレスを減らし、認知機能の低下を予防してくれるかもしれない。
逆にエネルギーが高く、酸化ストレスを増加させるような食事は、認知機能障害の原因になる可能性があります。
とのこと。
地中海食は脳のダメージになる炎症や酸化ストレスを抑えてくれる食品がたくさん含まれているので、それが認知症の予防になっているみたいですね〜。
対してカロリーが高いファーストフードや加工食品は脳のダメージになる要素が多いので、食べすぎない方がいいぞ!という感じなんでしょうな。
まぁメンタルによくて、頭も良くなるのであれば、個人的にやるしかないっすね。とりあえず野菜でも食べるか(*¯ㅿ¯*;)
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