【2019年版】カット野菜が体に悪い説はどこまで本当なのか?
こんにちは、なすびです。
今回はカット野菜についてです!
テーマ
カット野菜が危ない!ってどこまで本当なの?
カット野菜ってヤバイ!はどこまでホント?
「カット野菜がヤバイ!」なんて話を本を目にしたので、安定のリサーチです。カット野菜っていうのはコンビニとかスーパーで袋詰めで売られている野菜のことでして、冷凍の野菜とかと違って添加物が含まれているわけですね。
カット野菜がヤバイ!なんて言われている理由はいくつかあるのですが、
- 日がたってもシャキシャキを保っている!不自然だ!
- 野菜を消毒している科学物質が良くないぞ!
といったところがメインなところかと。
要はこの2つに関わってくる添加物がヤバイんじゃないの?と言う話なので、今回はその辺を詳しく見ていこうかと思います。
クロロホルムがヤバイと言われますが、どうなんでしょうか?
カット野菜を消毒する過程で次亜塩素酸ナトリウムと言うものを使う場合があるのですが、こいつがクロロホルムという発がん物質を作り出す!なんて言われていたりするわけです。実際にクロロホルムは発ガン物質である可能性が高いとして、WHOも危険物質として認めているので、これが本当ならカット野菜の立場は相当怪しくなるかと。(p)
ただ一部の研究を見る限りではそんなこともなく、新鮮なキャベツを次亜塩素酸ナトリウムに10分間漬け込んだ研究では、
とのこと。(p)
ちなみにクロロホルムは飲料水にも入っているので、クロロホルムを避けてたら水が飲めなくなっちゃうんですね。数値的には大体3倍くらいの差(0.027mg/L)ですけど、これを気にしてたらお風呂も入れなくなっちゃいそうです、、、。(p)
一部ではカット野菜の「亜硝酸がヤバイ!」という噂が、、、。
一部ではカット野菜や漬物に含まれる亜硝酸がやばいなんて話がありますので、その辺について。
この亜硝酸と言われる物質、単体では特に問題はないんですけど、これが特定のタンパク質と出会った時にニトロソアミンという発ガン物質に生まれるんですね。つまりカット野菜がタンパク質と結びついたら、ニトロソアミンが発生してどえらいことになるのでは!となりそうですが、そんなわけでもなく
- なんなら亜硝酸は唾液に含まれている:亜硝酸は唾液中に含まれている成分なので、亜硝酸自体がヤバイというのはちょっと考えにくい感じ。いかんせん体内のバクテリアの働きで、ニトロソアミンの生産を抑えてくれているっぽい。(p)
正直野菜ががんの原因なるとは考えにくいので、この辺も真に受けなくて良いのかなと思います。
まとめ
カット野菜について書いてきましたが、さらっとまとめると
といった感じでしょうか。これだけでだとカット野菜の疑惑を取り払えないかもしれませんが、「絶対だめだ!」なんて騒ぐのも違うのかなと思います。
ちなみに「カット野菜に栄養はない!」なんて説もありますが、こちらは嘘の可能性が大。キャベツと春菊を次亜塩素酸ナトリウムで消毒した実験では、
- キャベツの千切りではビタミンB1、B2、Cは50%ほど減少した
- しかし春菊ではビタミンの減少が見られなかった
とのこと。(p)
一部のビタミンは減っちゃうみたいですけど、全部なくなるわけでもなさそう。それに春菊のように野菜によっては問題ないっぽいので、栄養まったくない説もあまり間に受けない方が良いかと。ビタミンは減っちゃうぽいですけど、食物繊維はしっかり取れますし、便利なので積極的に食べてもらいたいですね。それでも心配な方はスーパーで野菜を買ってお食べてください。
カット野菜がヤバイ説について書いてきましたが、僕的には「実はカット野菜ヤバイんだぜ!」なんて指摘をしてるのに、菓子パンを手に取る人の方がヤバイのかなと思ってます。皆さんはそうならないようにお気をつけて、、、。(・・;)